商品に興味を持ったお客様のみに働きかける特性を持っており、お客様はそれを選択する権利が保証されます。
一方、店員による執拗な勧誘、口頭説明はお客様にとって不快感を与えることが多々あり、それによってお客様が店を敬遠する事態も起こりえます。これは口頭説明という手段が、店舗側の一方的な情報提供だからです。
それに対し、POP広告にはお客様を強制する力はなく、それでいながら弾力的に情報を訴求するものであるため、それまで購買目的を持っていなかったお客様にも有用に働きかけ、興味を促す利点も持ち合わせています。また、それにより店舗業務の効率化にも繋がり、経費削減にも直結します。ただし、POPはあくまで補佐的な説明を施す役割の広告媒体であり、店舗スタッフによる口頭説明を一切排除するためのツールではありません。
【手書き風POPが重宝される業態】
スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンター、ディスカウントショップ、 書店、CDショップなど
【パソコンによるPOPが利用されている業態】
大手スーパー、大手ホームセンターなど